講座
順番 |
月日 |
各論 |
講義内容と重点方剤 |
1 |
3月23日 |
総論
感冒 |
内科学における臓腑病機病証の基本概念、六淫の病機病証の復習、内科学の発展概況、内科学の勉強方法と注意点など。感冒の病因特徴、病理変化、実虚の臨床鑑別を中心に。重点方剤:銀翹散・荊防敗毒散・藿香正気散 |
2 |
4月27日 |
喘証
哮証 |
哮証の概念と特徴、病理、発作期と緩和期の証治喘証・哮証との臨床鑑別(病理・症状・治療)重点方剤:五虎湯・半夏厚朴湯・定喘湯 |
3 |
5月25日 |
消渇 |
三消のそれぞれの特徴から弁証論治を展開する。弁証ポイントと治療注意点を中心にする。重点方剤:麦門冬湯・鹿茸大補丸・参茸補血丸 |
4 |
6月15日 |
心悸
不眠 |
不眠と心悸の概念、病理、証治。両者の関係、病気の発展、治療の注意点を中心にする。また多寐にも触れます。重点方剤:帰脾湯・黄連阿膠湯・天王補心丹・温胆湯 |
5 |
7月27日 |
胸痺 |
概念、胸痛との臨床鑑別 胃脘痛と真心痛の臨床鑑別病理、証治、転帰を中心にする。重点方剤:瓜楼薤白半夏湯・血府逐瘀湯・冠元顆粒 |
6 |
9月21日 |
胃脘痛
腹痛 |
胃痛と心痛との臨床鑑別、呑酸の証治。腹痛の部位と臓腑、経絡の関係、店頭でよく見かける腹痛証候の証治を中心にする。重点方剤:小建中湯・芍薬甘草湯・人参湯・安中散 |
7 |
10月26日 |
泄瀉 |
痢疾と臨床鑑別・泄瀉の病理特徴・治療の注意点、また傷食の場合の対応方法などを中心にする。重点方剤:黄連解毒湯・参苓白朮散・香連丸 |
8 |
11月23日 |
虚労 |
虚労は独立していない病気として、臨床特徴から病理の変化、及び対応方法を中心にする。重点方剤:鹿茸大補丸・四物湯・六君子湯 |